考察テーマ2:シャア三(四)部作について。

  その五、Ζに関してその他の数々の疑問

「ハヤト・コバヤシとカイ・シデンと・・・。あぁ。」の意味するところ。

 Ζに於けるジャブロー後のこと。こう言ったシャアだが、あぁの意味するところは、
言わずがもなホワイト・ベースのことである。だが、しかしそんなに単純か?
 第一、アムロはともかく、カイやハヤトまで有名になっていたのだろうか?
まぁ、シャアは一般人ではないから、一般人がカイやハヤトを知らなくても、
シャアが知っているのはおかしくないとも思えるが。だが、やっぱり変じゃない。
一年戦争時に、シャアが知っているホワイトベースのクルーと言えば、セイラとアムロくらいじゃないか?
ガンキャノンやガンタンクの働きは並以上だとしても、ガンダムと一緒じゃ目立つはずがない。
そうでなくても、ガンダムと木馬にしか目がないシャアがカイとハヤトを知ってるなんて・・・。

 連邦に潜入したシャアは、自分を苦しめ苦労した木馬の情報を終戦ご手にしていたのだろうか?
でも、それなら落ちぶれアムロの行方も知っていただろうし。ア・バオア・クーでの決闘時の会話からすると、
危険なアムロこそ気にしそうだが。でも地球に降りたところで、アムロは意識してなかったし。
向こうから来るまでわからなかったし。それはお互い様だけど。

   で実際は、みんな有名になってたのかな?でも、ジャブローの牢獄に閉じこめられた、
レコアと一緒のカイを助けたとき、シャアはホワイトベースのことなんて口にしてないよな。
それとも核に気を取られてそれどころではなかったのかな。

 もう一つ、”カラバのハヤト”にはカミーユ気づいてたっけ?しつこいけども、もう一つあった。
カイに対してはホワイトベース云々と一言も言ってないんじゃない?



「カラバにエゥーゴにアクシズ、重すぎる土産だ。」の意味




   その六、その他TVシリーズに冠する数々の疑問
   その七、四部作の所以、閃光のハサウェイに関する考察

   <序論に戻る>

   その一、Ζの主役はシャアか?
   その二、どこから考えるべきか初代ガンダム
   その三、初代からΖへ
   その四、Ζのシャアには女がいないのはなぜか?


   <科目紹介に戻る>